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月に入って相次ぐ台風の接近で、水産業に影響が出ている。今月は13号、14号に続き、猛烈な台風15号が接近しており、シケで出漁できない日が続いているためだ。猛烈な台風15号が近づいた27日、石垣市の各漁港では漁業者が漁船をロープで固定する作業を行って台風に備えた。 燃料の高騰、魚価の低迷に出漁日の減少が加わり、漁業者にとってはトリプルパンチ。「収入が減る」と悲鳴が上がっている。 水産業は台風の影響を最も受ける産業のひとつ。台風が最接近する数日前から漁に出られず、台風が過ぎ去ったあとも余波による影響を受ける。 漁業者によると、「まともに台風が来ると、1週間は漁に出れない」。速度の遅かった台風13号の時は7ー10日程度出漁できない日が続いた。14号の際も、漁場で2,3泊する1本釣り漁業者は「4日間は行けなかった」という。今度の台風15号は勢力を強めており、漁協は「30日までは出漁できないのではないか」と懸念する。 新栄町船揚場で台風対策をしていた漁民は「燃料は高く、魚は安い。台風で出漁もできず大変だよ」と、声を落とした。 今月5、6日のサメ駆除以降、2回しか操業していないという1本釣り漁業者の1人は「他の1本釣り漁業者も2、3回しか行ってないはず。来週の火曜日までは出漁できないだろう」とため息をついた。 こうした“水産被害”は被害額として表には出てこないが、収入減という形でもろに影響を受けることになる。
八重山毎日新聞より抜粋
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